フィリピンで夜遊びしている諸兄にとって、ぼったくり回避はかなり切実な課題の一つだろう。
「ぼったくり」といっても、様々なパターンがある。
ぼったくりのパターン
1.女絡み系
これはぼったくりというより、盗みやタカリと言って良い。
女の子を部屋に連れ込んで、なんやかんやしてるうちに、気が付くと財布からお札が消えていたり。
やたら高額チップを要求してきたり。
私はLAカフェで持ち帰った女の子にやられたことがあります。証拠がないので結局どうにもできませんでしたが。
悪質なパターンだと美人局で、数十万から数百万の金を取られますので、要注意。
2.ペディーキャブ、タクシー系
ペディーキャブ(自転車が横についてるやつ)はマニラでは絶対に使わない方が良いです。
私は過去3回ほど使って、3回ともモメました。
最初に250ペソだけと言っていたのに、よくよく料金表を見たら250ペソ/時間と書いてあったり。
とにかく、隙をついて金をとろうとしてきます。
タクシーも基本的にお釣りはまともに返してこない。メーターを倒さない。などセコイやつが多い。
→2016年現在では、だいぶタクシーはまともになりました。メーターも使うようになってきてます。
3.押し売り系
一見、良い人そうで実はそうじゃないのがこれ。
LAカフェでお茶を飲んでると勝手に肩を揉んできてチップを要求してきたり、道を歩いていると勝手に道案内を始めてきたり。共通なのはとにかくしつこい。根負けして払ったら負けです。身の危険を感じるなら払ってしまった方が良いですが、根拠のないチップを払うのはやめましょう。
以前、夜中に知らない場所でうろうろしていたら、女3人組がホテルまで道案内してくれる。というので親切に乗っかって案内してもらった。たしかに自分のホテルまで辿り着いたのだが、俺の部屋までついていく。という。喉が渇いたから部屋で水を飲みたいと。さすがにそれはおかしいと思い、断ったらコンビニでたかってくる。面倒くさいのでチップを払って帰ってもらった。もし、部屋まで入れていたら何をされたかわかったもんじゃない。
4.困ってる系
妹が日本に住んでいて、日本語の手紙が届いたら、家に来て読んでほしい。
とか、困ってる風を装って家に誘い込んでくるパターン。これはフィリピン以外の国でもいますね。
見た目は非常に温厚そうなので、海外初心者だと騙されやすいと思われるので要注意。
エルミタの路地で話しかけられたことがあり、後でロビンソンで会おうと言われ、適当に「わかった」と返事をしておいて行きませんでしたw
恐らく、家に行ったら、ポーカーなどのギャンブルに誘われるか、美女が出てくるか、睡眠薬で眠らされるか。
いずれにせよ、ろくなことにならないと思う。
5.呼び込み系
店の呼び込み。日本の歌舞伎町などでも同じだが、裏経営の店の呼び込みに引っかかってしまうと、かなり高額な金額を取られる。射撃場があるから行かないか?とか、安い両替がある。とか。
暇そうにしてるあるいは現地慣れしてない風、さみしそうにしてるなどなど、隙がありそうな感じだと、この手の輩を寄せ付けるので注意。
基本的に客引きは無視が良いです。
6.日本人系
ある意味これが一番厄介かもしれない。
マニラには、「マニラゴロ」と言われる不良日本人がたくさんいます。
大体がヤクザ崩れか日本で立ち行かなくなった人達です。
日本人だから大丈夫。という心理を突いて、仲良くなった頃を見計らって、騙してきます。
長井秀和がやられたのはこのパターンですね。
ただ、一つ言っておくと、当たり前ですがマニラに住んでいる日本人が全員悪い奴というわけではありません。
実際、私も何人も良い日本人にお会いしてます。このあたりは見極めが必要になってきますね。
まとめ
とまあ、例を挙げたらキリがない。基本的には「ノー」で通しましょう。
あまりに人が良すぎると、なおさら日本人がカモにされます。
後から来る人のためにも、簡単には引っかからない日本人で頑張りましょう。
こんな感じで紹介しちゃうとフィリピンがすごい嫌な人達の集まりみたいにみえるかもしれないですが、決してそういうことではないです。
色々な人がいる中で、悪いことを考える人の割合が日本より多いというだけですね。日本にも悪人はいますので。