ぼったくり
友人がマニラのエルミタ地区に行った時の出来事。
宿泊しているホテルの近くで現地の男に話しかけられたらしい。その男はホテルのコックだということで、友人をホテル内で見たらしく、日本語で話しかけてきたそうだ。
いかにも人が良さそうで、日本語で話しかけてくる。ふむ、ありがちだ。異国に一人でいると、どこか心細くなってしまい、知らない人についていってしまいそうになる。そんな心理。
「射撃場があるから行かないか?」そんなことを言われたそうだ。しかも50ペソで。一発50ペソなのか、全部でなのかわからない。いずれにせよ、外国で本物のピストルが撃てる。そんな誘いを受けた。
エルミタのどこかの雑居ビルの中に連れて行かれ、楽しく射撃をやったそうだ。見た目は至ってまともな射撃場だったようで、普通に楽しめたらしい。しかしながら、会計の段になってようやく事の顛末を知ることになる。詳細は不明なのだが、どうやら有り金を全て置いていけ系のぼったくりだったらしく、有り金の8000ペソを全て払ったそうだ。もっと大金を持っていたら恐らく全て没収されたのだろう。
どうやらロビンソン近くの射撃場はぼったくり。のようだ。
確かに、ベトナムやグアムなどでは裏ではなくピストルが撃てる射撃場がある。しかし、フィリピンで射撃ができるというのは聞いたことが無かった。が、調べてみるとアンヘレスやセブにもあるようですね。
拳銃自体は免許制で、ドラッグチェックや実地訓練やらのテストをパスすれば免許がもらえるようです。いわゆる護衛のために所持するということでしょう。ただし、外国人が正規に銃を所持するのは難しいようです。外国人が持っているとすれば不正所持が大半ということでしょう。
違法拳銃はそこらじゅうで売っているようで、簡単に手に入るみたいです。私は見たことがないですが。。。
しかし、夜のタクシー運転手がピストルで脅してきたり、韓国系のクラブで韓国人が銃殺されたり、日本のヤクザが現地人ともめたりと、銃で撃たれて死亡した事件を散々聞いているので、恐らく簡単に手に入るんだろうなというのは容易に想像できます。
射撃に興味があるのであれば、止めはしませんが、公になっている場所で楽しみましょうね。
マニラ郊外にある公認射撃場「Philshooting」。射撃体験ではなく基礎から学べる射撃コース。ハンドガンやマシンガンなどの講習を受けることができる。
http://www.philshooting.com/
マニラのシネマスクエア地下2階にも射撃場があるようです。